写真：Impress Watch

ファミリーマートは、東京都内10店舗に衣料品回収ボックスを12月16日から設置する。家庭で不要になった衣類や雑貨を回収し、一部衣料は再生ポリエステル糸「RENU(レニュー)」の原材料として使用する。 【この記事に関する別の画像を見る】 実証実験としての実施で、ECOMMITが展開する資源循環サービス「PASSTO(パスト)」の専用回収ボックスを設置する。レニューの原材料になるのは回収された一部衣料(ポリエステル100%の衣類)。レニューは伊藤忠商事が展開するリサイクルポリエステルブランドで、ファミリーマートのオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」でも使用されている。 リユースに対応できるものは、ECOMMITが国内外でリユース品として再流通させる。 実施店舗は以下の通り。 ・ファミリーマート池袋本町一丁目店(豊島区) ・ファミリーマート中野弥生町本郷通り店(中野区) ・ファミリーマート伊藤忠ビル店(港区) ・ファミリーマート大森ベルポート前店(品川区) ・ファミリーマート浜松町一丁目店(港区) ・ファミリーマートムスブ田町店(港区) ・ファミリーマート南大井三丁目(品川区) ・ファミリーマート中神駅前店(昭島市) ・ファミリーマート武蔵村山新青梅街道店(武蔵村山市) ・ファミリーマート青梅末広町二丁目店(青梅市) 回収対象商品は、衣類(こども服、トップス、ボトムス、ジャケット、コート、シャツ、スカートなど)、ホビー用品・ファッション雑貨(ゲームソフト、ミニカー、ブロック、フィギュア、ソフビ人形、ぬいぐるみ、キャップ、ベルト、バックパックなど)。一部回収対象外となるものがあるほか、濡れたものは対象外。散らばるものは袋にまとめるよう呼び掛けている。 実証実験での検証項目は、店舗における回収状況やオペレーションなど。検証を通じて店舗の拡大を検討する。