「Raspberry Pi 5」に「M.2 HAT+」を使ってM.2周辺機器を接続
本記事の要点 「Raspberry Pi 5」向け「Raspberry Pi M.2 HAT+」は、CanaKitやPiShop.US、Sparkfunから約12ドルで注文できる。 このHATを使えば、M.2周辺機器をRaspberry Pi 5に簡単に接続できる。 特定の状況下では過熱を引き起こす可能性もある。 Raspberry Pi 5は、間違いなくこれまでで最高の「Raspberry Pi」だ。前モデルと違って、かなり簡単に入手可能で、さまざまなプロジェクトの構築に利用できる堅実かつ強力なプラットフォームだ。さらに、Raspberry Pi 5はシングルレーンのPCI Express 2.0インターフェースも備えているため、NVMeドライブやAIアクセラレーターなどのM.2周辺機器を簡単に接続できる。 筆者がテストしたいと思っていたRaspberry Pi用HAT(Hardware Attached on Top)がある。Raspberry Pi M.2 HAT+だ。実際に使用してみて、筆者は感銘を受けた。このアドオンにより、Pi 5を興味深いプロジェクトで使用することが可能になる。 Raspberry Pi M.2 HAT+ PCIeインターフェース:PCIe 2.0(ユーザーが3.0に変更することも可能) M.2の互換性:M-Key 2230とM-Key 2242 電力:最大3アンペア パフォーマンス:最大450MB/s GPIO:付属の16mmスタッキングヘッダー経由のパススルー 本体サイズ:65mm×56.5mm 付属品:16mmスタッキングヘッダー、ねじ付きスペーサーとねじ、M.2周辺機器を固定して支えるためのローレット付きダブルフランジつまみねじ 短いリボンケーブルを使用して、M.2 HAT+をPi 5ボード上の16ピン、0.5mmピッチのFPCコネクターに接続する。 通常、このコネクターは簡単にアクセスできるが、筆者のPi 5はすべてケースに入っているため、ボードを取り出して、PCIeケーブルを接続する必要があった。 手が小さい人や忍耐力のある人なら、ボードをケースに入れたままケーブルを接続できるかもしれないが、筆者は手が大きく、忍耐力もない。 GPIOピンを使用する必要がある場合や、将来的にGPIOピンが必要になりそうな場合は、スタッキングヘッダーを取り付けて、ヘッダーをHATで使えるようにすることを忘れないでほしい。