50代夫婦「リビングでヨガばかり」の妻に夫が疑惑を抱いた理由とは…離婚カウンセラー「普段の<報告>が円満のコツ」
◆日々の「ホウレンソウ」は絶好のアピールチャンス 逆に、「報告」をしていないと、何かトラブルがあった場合でも、「今日会社で嫌な目にあった」などとパートナーに相談しても人ごとのように受け取られて、親身になってもらえません。相談したところでパートナーは状況がわからず、「ふーんそうなの、大変だったんだ」程度の受け答えしかできないのではないでしょうか。 結果、「相談しても話を聞いてくれない、ムダだ」と勝手に思い込んでしまい、悩みをパートナーに打ち明けられず、一人で抱え込むようになってしまいます。「こまめに打ち明けると、こまめに口出しされる」「仕事がうまくいっていないことを知られたくない」などと思い、「ホウレンソウ」をしていない人もいるかもしれません。 つまり「ホウレンソウ」を「ヘマをして突っ込まれるきっかけ」と思っているのです。 ある意味もったいない話です。たしかに「ホウレンソウ」は「しくじりがバレるきっかけ」にもなりますが、それ以上に、「絶好のアピールチャンス」でもあるからです。 日々の「ホウレンソウ」は、相手から信頼と評価を獲得するためには避けて通れません。 突っ込まれたりからかわれるのを恐れて何も報告しないから、いざというときに、パートナーから「どうせろくな仕事をしていない」「家でゴロゴロしているだけ」と思われてしまうのです。 ※本稿は、『なぜ「妻の一言」はカチンとくるのか? 夫婦関係を改善する「伝え方」教室』(講談社)の一部を再編集したものです。
岡野あつこ
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