資生堂ビューティ・スクエアの「全方位分析」で、季節に合わせた美を追求
今年4周年を迎える「資生堂ビューティ・スクエア」は、多様性あふれる原宿で自分のキレイを発見し、今と少し先の未来の自分をアップデートするためのビューティーのスイッチを見つける場所だ。
ここでは、資生堂グループをはじめとするさまざまなコスメアイテムが用意されており、ブランドの垣根を越えたビューティー体験や、美のプロによるヘア&メイクの施術(事前予約制)を受けることができる。 現在は、新たに春夏秋冬の季節に合わせた美容体験企画「全方位分析」も開催中だ。この体験企画では、専門的な知識をもつパーソナルビューティーパートナー(美容部員)が、お客様一人ひとりの季節特有のお肌悩みの要因を探しあて、季節ごとの最適なお肌のお手入れ方法や美容アイテムを1年を通して紹介し、その美を伴走するものとなっている。 今回は、同店のパーソナルビューティーパートナーと広報担当者にインタビューを実施。「資生堂ビューティ・スクエア」の特徴や「全方位分析」の魅力などについて話を伺った。
体験を通して、ヘアメイクをより身近な存在に
ー「資生堂ビューティ・スクエア」で、どのような体験ができるのかを教えてください。 「資生堂ビューティ・スクエア」では、SHISEIDO(シセイドウ)、Clé de Peau Beauté(クレ・ド・ポー ボーテ)、NARS(ナーズ)、MAQuillAGE(マキアージュ)、MAJOLICA MAJORCA(マジョリカ マジョルカ)など、憧れのプレステージブランドから若年層におなじみのブランドまで幅広いラインナップを取り揃えております。 昨年、店舗エントランスエリアには、気になる商品を自由にお試しいただける「Discoevry Zone(ディスカバリーゾーン)」というコーナーも設けました。 また、デジタルを活用した肌分析や、資生堂のヘアメイクアップアーティスト育成アカデミー「SABFA」で技術と感性を磨き上げたアーティストによるヘア&メイクの施術・レクチャーを行う「Salon Zone(サロンゾーン)」など、さまざまなビューティー体験をご用意しております。 ーいろいろなブランドを一度に試せるのは、お客様もうれしいのではないでしょうか。Discovery Zoneに込めた思いや、このコーナーでできることを教えてください。 このコーナーには、「美を発見、発掘していただきたい」という思いが込められています。気になったアイテムは、ドレッサーを使ってゆっくりとお試しいただけます。 百貨店などで、「スタッフに声を掛けられてゆっくりと見られなかった」という経験がある方もいらっしゃると思いますが、このコーナーでは、リラックスして商品との出会いを楽しんでいただけるように設計されています。 他のお店との違いは、建物に自然光が入るので自然な発色を確認できることです。また、いろいろなブランドアイテムを一同に試せることも、Discovery Zoneのいいところです。 以前、社内で調査したところ、「数千円、1万円するものは、自分の目で確かめたい」と考える人が多いことが分かりました。また、雑誌やSNSを見ていると、「きれいな人だからこの商品が似合うよね」と思う人も多いようです。 こういった場を通してリアルに商品の特徴を知っていただいたり、ブランドを横断して試していただいたりすることで、「化粧下地はAのもの、ファンデーションはBのものにしよう」と、自分に合う商品と出会っていただきやすくなると思っています。 ーヘア&メイクの施術・レクチャーを受けられる体験型のコンテンツも面白いなと思いました。これらは、どのような理由で企画されたのでしょうか? 資生堂の数多のトップアーティストを輩出してきたヘアメイクアップアーティスト育成アカデミー「SABFA」にて技術と感性を磨き上げたアーティストを起用し、顔立ち分析やカラー診断などの確かな理論に、アーティストならではの感性と技を加え、お客さま個々のニーズに応じたヘア&メイクのご提案を行っております。 ー「資生堂ビューティ・スクエア」を原宿にオープンした理由を教えてください。 国内外のミレニアル世代とのタッチポイント拡大を狙う上で、最適であると考えたからです。 化粧品やファッションの高感度層が集まる原宿での資生堂の美の体験・発信拠点を通じて、お客様にビューティーに関する様々な価値を発信していきたいと考えています。 ー身近に感じていただけるようにするために工夫していることはありますか? スタッフのユニフォームにオーバーオールを採用しました。通常、美容部員の制服は、タイトスカートやパンツにパンプスといった形態が多い傾向にありますが、「敷居が高いな」と感じる方も多いのかなと。 ユニフォームを親しみやすいものにすることで、お客様に気軽にお声がけいただけるのではないかと考えています。 オーバーオールのデザインは、原宿にある老舗の古着屋「Dog」にお願いしました。