「ゴースト・オブ・ツシマ」神風動画制作でアニメ化 シリーズ構成は虚淵玄
人気ゲーム「Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)」のオンラインマルチプレイモード「Legends/冥人奇譚」が、2027年公開予定でアニメシリーズ化されることが決定した。 北米で日本アニメの配信を展開するアメリカのストリーミングサービス会社・クランチロールとアニプレックスが共同で製作し、監督を「STAR WARS VISIONS:The Duel」の水野貴信、シリーズ構成を虚淵玄(ニトロプラス)が務める。アニメーション制作は「ニンジャバットマン」の神風動画、音楽はソニー・ミュージックエンタテインメントがそれぞれ担当する。 文永11年(1274年)に元朝と高麗の連合軍が日本に侵攻した「文永の役」を物語の題材にした「Ghost of Tsushima」は2020年に発売。発売後にアップデートされたオンラインマルチプレイモード「Legends/冥人奇譚」では、ゲーム本編とは異なる夢幻の世界を舞台に、対馬の民のあいだで語り継がれてきた伝説に登場する4人の冥人(くろうど)の戦いが描かれた。 あわせて、クランチロールが北米の有料会員向けにマンガアプリ「Crunchyroll Manga」を提供することも発表された。英語版がiOSとAndroidで今年後半に提供予定。 関係会社からのコメント全文は以下の通り。 【ラウール・プリニ(クランチロール プレジデント)】 PlayStation StudiosとPlayStation Productionsの経験、Sucker Punch Productionsとアニプレックスのクリエイティブチーム、ソニー・ミュージックを代表するアーティスト、そしてクランチロールのファンファーストなグローバルマーケティングなどが一丸となる本プロジェクトは、ソニーグループのクリエイティブシナジーを示すものです。 「Ghost of Tsushima」のアニメ化は、大胆かつ画期的なアニメスタイルで、ファンに本ゲームの新たな楽しみ方を提供します 【Asad Qizilbash(PlayStation Productions)】 数々の映画やテレビ作品を通じて、当社が持つゲーム資産のクオリティと多様性を証明してきた当社にとって、初のアニメ作品を発表できることはこれ以上にない喜びです。 「Ghost of Tsushima」の没入感ある世界と、夢幻の世界を舞台にした「Legends/冥人奇譚」モードは、本プロジェクトに完璧なキャンバスを提供します。アニプレックスは、Sucker Punch Productionsの大ヒットゲームを素晴らしいアニメシリーズに翻訳する完璧なパートナーです 【Tom Mackay(ソニー・ミュージックエンタテインメント プレミアム・コンテンツ プレジデント)】 弊社に所属するアーティストがこのような素晴らしいグローバルIPに携わる新たな機会を創出できることを嬉しく思います。総合的な視聴体験において音楽は重要な役割を担います。ソニーのパートナー各社と共に、世界中のファンに向けて魅力的なコンテンツを開発できることに興奮しています