アシックス 最新テニスシューズ「GEL-RESOLUTION X」を発表<テニス>
アシックス
アシックス(ASICS)は9日、オーストラリアのクーヨン・ローン・テニスクラブで横方向への動きや接地時の安定性と快適性を追求したテニスシューズの最新作「GEL-RESOLUTION X(ゲルレゾリューションX)」を発表した。 アシックスはテニスシューズを、パワフルなストロークをサポートする安定性の「STABILITY」、素早いダッシュと切り返し動作を両立する「SPEED&STABILITY」コート全面をカバーする機動力をサポートする「SPEED」の3つのカテゴリーに分けて展開。「GEL SOLUTION X」はそのなかで、よりベースラインからのプレーを想定した「STABILITY」に属すシューズだ。 「GEL-RESOLUTION」シリーズは、ベースライン付近で左右に動くことが多く、力強いフットワークや安定性を必要とするプレーヤーに向けたシューズ。2007年に最初のモデルを発売し、今回が10代目となる。 ユーザーテスト、サイエンス、イノベーション、サステナビリティの4つの構成要素からなる独自の設計思想「ASICS Design Philosophy(アシックスデザインフィロソフィー)」に従い、身体と心の両方にとって優れた構造設計を目指した。 ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)は、前部に軽量でクッション性に優れたクッションフォーム材「FLYTEFOAM(フライトフォーム)」を採用し、後部に軽量で反発性に優れたクッションフォーム材「FF BLAST PLUS ECO(エフエフブラストプラスエコ)」を使用。「FF BLAST PLUS ECO」は再生可能な植物由来の素材を約24%使用したクッションフォーム材で、テニスシューズへの採用は今回が初めてとなる。前部と後部に異なる素材を用いることで、安定性を保ちつつ、クッション性を高めている。 シューズの外側周囲には、壁状の樹脂パーツを大きく配した「DYNAWALL(ダイナウォール)」構造を引き続き採用。左右へ動いた際に樹脂パーツが足をしっかり支え、パワーロスを抑制し、逆方向への力強く素早い切り返しをサポートする。また、このモデルは、前部外側小指部分をくり抜くことで、横方向への安定性を損なわず足当たりを改善されている。 B・ハダッド=マイア(ブラジル)のコメント 「アシックスとともに『GEL-RESOLUTION X』の開発に関わらせていただき、私にとってとても貴重な経験になりました。アシックスは、テニスシューズに何が必要なのかを理解しており、私のフィードバックにも耳を傾けてくれました。この新しいモデルの履き心地や安定感は、ゲームチェンジャーになり得る存在です。自分の動きに自信が持てるようになり、その自信がコート上で違いを生みます。テニスは、足がすべてであり足が土台なのです。自分に合ったシューズを履くことは成功のために不可欠で、『GEL-RESOLUTION X』があればより良いサポートを受けながらコートに立つことができます」 株式会社アシックス コアパフォーマンススポーツフットウエア統括部 プロダクトマネジメント部 プロダクトマネジメントチーム 谷垣雄飛のコメント 「『GEL-RESOLUTION X』では、シリーズとして最大の特長でもある安定性に加え、快適な履き心地を追求しました。プレーをサポートするために必要な要素を正確に理解することで、より多くの方に自信を持ってコートに立っていただきたいと願っています」