マンU、リヴァプール、ニューカッスル、アーセナルらとの連戦を控えるマンC ビッグマッチが続く1カ月にグリーリッシュ不在の可能性
気になる状況は
マンチェスター・シティはタイトルレースに向けて、重要な1カ月を迎えようとしている。 プレミアリーグ第27節のマンチェスター・ユナイテッドとのダービーを皮切りに、CLラウンド16・2ndレグのコペンハーゲン戦、そしてリヴァプール戦、FAカップニューカッスル戦を控えている。 さらにその後は、アーセナル、アストン・ヴィラとのリーグ戦を控えており、ここから1カ月はシティにとって乗り越えなければならない試練が多く待っている。 そんな重要な1カ月を控えるシティで気になるのが10番ジャック・グリーリッシュの状況だ。FAカップ5回戦のルートン・タウンとの一戦で再び負傷したグリーリッシュについて、指揮官のペップ・グアルディオラが口を開いた。 「彼が代表戦の前に戻ってくることはないと思う。医者と話したわけではないが、彼を起用するためには、可能な限りしっかり回復させなければならないと思う。私たちには代案がある。挫折は人生につきものであり、それをどう乗り越えるかだ」(英『Manchester Evening News』より) ペップはグリーリッシュのダービーの欠場を明言し、3月に控えるイングランド代表のブラジル代表とベルギー代表との親善試合の前の復帰の可能性は低いと語った。数週間の離脱が予想されるため、ユナイテッド、CL、リヴァプール、ニューカッスルとの試合はグリーリッシュの欠場が濃厚だ。 4月のアーセナルとアストン・ヴィラとの試合には間に合う可能性があるようだが、復帰直後ですぐにトップパフォーマンスを発揮することは困難であり、10番抜きでの戦いをしばらく強いられる。 左ウイングにはジェレミー・ドクやオスカー・ボブがおり、最近はマテウス・ヌネスもそこでプレイすることがあり、代わりのオプションが全くないわけではない。しかし強豪との大一番ではグリーリッシュの存在は大きい。今季は怪我に悩まされるグリーリッシュだが、シティはこの重要な一カ月を乗り切れるかどうかが、タイトル獲得を大きく左右するだろう。
構成/ザ・ワールド編集部