長嶋茂雄氏は打席でズルしていた!? 稀代の“ホームランアーチスト”田淵幸一氏が語ったON秘話 実は巨人から「背番号2」を約束されていた
ノムさんに騙された!?
田淵: 1年目のオープン戦、大阪球場での南海戦。キャッチャーは野村(克也)さんですよ。 「お前が六大学で頑張った田淵か。いいよ、お前、真っすぐ打てよ。打たしてやる。明日一面飾るからな」って言うんです。「先輩ってなんでこんな優しいのかな」って思ったら、カーブを投げてきたの。 それから私は人を疑うようになった(笑)。 徳光: プロの洗礼だ(笑)。田淵さんもそれをやったんですか。 田淵: やらない。人がいいからダメなんです。 ヤクルトのある選手が2軍から上がってきて、「田淵さん、打たしてくださいよ。ミルク代を稼がなきゃいけない」って言われたんですよ。「そうか、じゃ、真っすぐでいいよ、打て」って言ったら、ほんまに打ちやがってね(笑)。 徳光: それで、調べたら子供がいなかったりとかして…(笑)。 (BSフジ「プロ野球レジェン堂」 24/6/11より) 【中編に続く】
プロ野球レジェン堂
【関連記事】
- 【中編】江夏豊氏・伝説のオールスター9連続奪三振…そのとき捕手・田淵幸一氏がひそかに考えていた作戦とは? キャッチャーになった驚きの理由
- 【後編】親友にして盟友・星野仙一氏との絆…田淵幸一氏が明かした2人だけの関係 ライオンズへの衝撃トレード…そのとき後輩・掛布雅之氏にかけた言葉
- あの国民的女優からまさかのカンニング!? アキレス腱痛から奇跡の復活“不屈の男”中日・谷沢健一氏が長嶋氏・王氏から送られた言葉とは
- 長嶋茂雄氏を手玉に取った平松政次氏の「カミソリシュート」誕生のきっかけは“謎のおじさん”だった!? 他の投手にはできない投げ方
- 星野仙一氏の弱点は性格にあり…広島カープのレジェンド“ミスター赤ヘル”山本浩二氏が語るライバルたちとの戦いと長嶋茂雄氏との知られざるエピソード