ブラホヴィッチを放出して新たなストライカー獲得? ナポリで構想外のオシムヘンがユヴェントス行きを希望
セリエA復帰となるか
22-23シーズンにナポリで公式戦39試合で31ゴールを決め、33年ぶりのスクデット獲得に貢献したヴィクター・オシムヘン。今夏の移籍市場では退団を表明し、ステップアップは既定路線かと思われていたが実現せず、アントニオ・コンテ新体制では構想外となり、移籍市場終盤にトルコのガラタサライへのレンタル移籍が発表された。 「サッカーを見るためだけに私とデートしようとする」 スタジアムを上から見下ろせるアパートに住む女性の苦悩 トルコではその得点力を遺憾なく発揮しており、公式戦12試合で9ゴールの大暴れ。首位を走るチームに貢献している。 ガラタサライはオシムヘンの完全移籍での獲得を希望しているが、ナポリが要求している7500万ユーロ(約118億円)の移籍金は高額で、そう簡単に支払えるものではない。 『Calciomercato.com』によると、オシムヘンはユヴェントスへの移籍を希望しているようだ。しかし、ナポリが設定しているナイジェリア代表FWの契約解除条項は国外クラブのみ有効とされており、イタリアのユヴェントスはこれを使用することができない。 ユヴェントスには元ナポリのスポーツディレクターであるクリスティアーノ・ジュントーリ氏が在籍しており、オシムヘン獲得のために動きだしているという。ユヴェントスのCFといえばセルビア代表のドゥシャン・ヴラホビッチがいるものの、2026年で満了となる契約の延長交渉は未だ合意に至っておらず、去就が不透明な状態になっている。交渉が破談になれば、来夏放出される可能性が高く、そこでオシムヘンを迎え入れる算段なのだろう。
構成/ザ・ワールド編集部