鹿児島県 伊仙町ほーらい祭 幻想的に豪快に魅了 名物レーザーショー&花火大会
【徳之島】第36回伊仙町ほーらい祭(同実行委員会主催)は3日夕から同町面縄港の特設会場であった。家族連れや若者グループなど町内外からの祭り客たちでごった返す中、保育園児からゲストライブまで多彩なステージで楽しませ、名物のレーザーショーと花火大会で魅了した。 本来は7月末に恒例開催していた夏季イベントだったが5年前、同祭り会場の面縄港の台風被害復旧で11月に初延期。その後のコロナ禍による2年連続中止も挟み、秋祭り状態に定着させている。
同港特設会場に整然と陣取った多彩な屋台の明かりがお祭りムードを盛り上げ始めた午後5時、町内のこども園(おもなわこども園・木らら)のちびっ子らのかわいいダンスでステージショーが開演。徳之島DANCING、黒潮太鼓、駒夕理教室、ミュージックワイドなどのメンバーが出演。スペシャルライブにはカサリンチュの朝光介さんと、「レゲエでも聴きながら」でおなじみのシンガーTAKAFINさんが弾き語りで魅了した。 クライマックスの同祭名物のレーザーショーが午後8時にスタート。面縄港の夜空を鮮やかな光跡が幻想的に染めた後、豪快に秋空を焦がす光と音の芸術で魅了した。 実行委員長の大久保明町長はあいさつで、同面縄港は「大型クルーズ船も接岸可能にする港湾改修がほぼ決定した」とも報告した。