「照明で見にくかったけど…」三國Vヘッドで名古屋が敵地で湘南を撃破!夏場好調だった湘南は一転連敗…
[8.24 J1第28節 湘南0-1名古屋 レモンS] 名古屋グランパスが敵地で貴重な勝ち点3を積み上げた。湘南ベルマーレと対戦すると、前半7分にDF三國ケネディエブスが決めた1点を守り抜いた。2試合ぶりのゴールで勝ち点は37に伸びた。 この試合唯一のゴールになった。前半7分、名古屋は左サイドでCKを獲得すると、MF山中亮輔の精度の高いボールに長身の三國が頭で合わせる。「僕にマークがついていなかった」と振り返る193cmDFは、「自分次第のタイミングで行けば点は取れると感じた。照明でちょっと見えにくかったけど、決められてよかったです」と笑みをこぼした。 ただ試合全体をみると、湘南の攻撃を受ける場面も多かった。三國も「狙いは全くといっていいほど出せなかった」と話すと、「相手のFWに好きにやらせすぎたなと思います」と反省した。 それでも名古屋は後半22分から途中出場してデビューを飾った新戦力のDF徳元悠平(←FC東京)が守備面で落ち着きをもたらすなど、収穫面も多かった。残り10試合となったJ1でどこまで立て直しを図れるか。三國も「一人一人が100%かそれ以上を出し切らないと勝てない。またいい準備をして、1試合1試合にこだわってやっていきたい」と力を込めた。 一方の湘南はリーグ戦は2試合連続の黒星。天皇杯を含めると公式戦3連敗となった。7月に入って連勝を続けるなど降格圏を脱出していた湘南だが、連敗で再び降格圏が見える位置に後退した。