「生き延びることが本当は一番の正義」…白石和彌監督、集団抗争時代劇「十一人の賊軍」を語る
そこは「あながち、ぶれてない」。今も「変わってないなって感じです」。
◇白石和彌(しらいし・かずや)=1974年生まれ、北海道出身。95年に中村幻児監督主催の映像塾に参加したのち、若松孝二監督に師事。映画「凶悪」(2013年)で評価を一気に高める。その後も「日本で一番悪い奴ら」(16年)、「彼女がその名を知らない鳥たち」(17年)など話題作・注目作を次々発表。でブルーリボン賞監督賞を受賞。「孤狼の血」(18年)、「孤狼の血 LEVEL2」(21年)でも人気・評価を集める。