【子ども美容】「二重まぶたにしたい!」という子どもにどうアドバイスする?プチ美容整形事情について医師と美容エディターが答えます!
子どもの美容事として関心の高い「二重まぶた」を始めとする美容整形。学割制度も設けているクリニックもあるようで、中高生の間では関心の高い施術のひとつでもあります。その一方で、親の立場としては複雑な気持ち。今回はプチ整形・美容整形事情について、ウォブクリニック総院長の髙瀬聡子先生と美容エディターの藤井優美さんに教えてもらいます。 【写真】中高生が理想とする二重まぶた
お話を聞いたのは……
髙瀬聡子先生/ウォブクリニック中目黒 総院長 医療法人社団 愛心高会 理事長・ウォブクリニック中目黒 総院長。2007年1月当院を開設し、医療・美容の観点から多くの患者の肌悩みに寄り添った治療を行っている。『いちばんわかるスキンケアの教科書』(講談社)は美容に携わる人たちの間で“スキンケアのバイブル”とも言われている。20歳の長女、14歳の長男のお母さん。 藤井優美さん/美容エディター エステティシャンを経て、美容エディターになること約30年。医師をはじめ、多くの研究者に取材することで、美容の“今”を多くの女性誌やWEBで発信中。今年で15歳になる長女には幼児期の頃から美容の英才教育をしている。自他ともに認める美容マニア。 https://dis-moi.co.jp/
親としては複雑な気持ち二重まぶた美容整形の是非、どうしたらいい?
子どもの願いといえど、施術させていいものか悩む「二重まぶたの美容整形」。「目元を大きく・ぱっちり見せたい」と、整形の相談は年々、若い世代を中心に広がりをみせています。そこで、髙瀬先生と美容エディターの藤井さんに、話を聞いてみました。 Q:子どもに二重まぶたの整形の相談をされたら、どのようにアドバイスしたらいいですか? 藤井:難しいテーマですよね。うちの子は奥二重で、最近まで片目が一重だったんです。娘いわく、「一重は不愛想に見えるし、怒っているようにみられる」と、気にしていましたね。 私も学生時代の頃、一重の状態だったことがあったので「お母さんも同じで、中学生の頃に両方とも二重になったからちょっと様子を見てみよう。気になるのならアイプチをしたら」と伝えていました。 ところが最近、両目とも(奥)二重になったため、あまり目のことを言わなくなりました。本人的には今の目を気に入っているようなので、こちらから美容整形の話はしませんが、高校生になり、もっと気にするようになれば選択肢として考えると思います。 髙瀬:娘が高校生の時に、ママ友から相談を受けました。うちのクリニックはメスを使った施術はおこなっていないため、「おすすめのクリニックを教えてほしい」という内容で、信頼のおけるクリニックを紹介してあげました。当クリニックにも二重まぶたの美容整形の相談に来る患者さんは多いですが、積極的にすすめることはしませんね。