【解説】「約1168億1181万円」大谷翔平選手が世界一になった場合の経済効果が算出!その内訳とは?
メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。 第3戦で勝てばナ・リーグ優勝決定戦に進むということで、あと1勝すれば王手という状況です。 世界一に向け着々と進んでいる中で、大谷選手にまつわる「116811810000」という数字。 これは、大谷選手が世界一になった場合の経済効果なんです。 経済効果が1人で約1168億1181万円と、7日の第2戦の試合中に関西大学の宮本勝浩名誉教授が発表したもの。 大谷選手の移籍金が10年で約1015億(移籍当時のレート)ですが、これを何と1年で経済効果として生み出してしまったということです。 内訳を見ていきます。 この試算をした関西大学・宮本名誉教授によりますと、人や企業などが直接消費に投じた金額を「直接効果」といいますが、それ以外にも様々に波及していくため、「一次波及効果」「二次波及効果」と3つの効果を合わせた数字ということです。 「直接効果」の詳しい内訳を見ると、スポンサーの契約料、放映権の収入、グッズの売り上げ、コマーシャルは日米の企業が出していたりします。 「ボールやグッズのネット販売金額」は約10億円と仮定。 「50‐50」のホームランボールが競売にかかったり、記念ボールや使用ユニホームなどが売られていました。 正確な金額は不明ですが、約10億円と仮定をしているということです。 では、2021年から2024年までの大谷選手の経済効果を数字で見ていきます。 2021年が約240億円、2022年が約457億円ほどで、2023年は約504億円。 2023年から2024年で何と2.3倍増えているという試算です。 ちなみに、経済効果について宮本名誉教授が発表しているものを少しご紹介します。 2005年の「阪神タイガースの優勝」がチームで約643億円、2008年「くいだおれ人形」も約16億円ほどで、大谷選手は1人で1000億円を超えているということで、比較にならないくらいの経済効果となっています。