日本代表、サウジアラビア代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。グループ屈指の難敵に挑むのは?
日本代表は現地時間10日(日本時間11日 3:00 K.O)、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第3節でサウジアラビア代表と対戦する。ここまで2連勝を飾る日本は、グループ屈指の難敵を相手に引き続き勝ち点「3」獲得を目指す。この試合にチームはどのようなメンバーで臨むだろうか。スタメンを予想する。 【画像】日本代表、サウジアラビア代表戦の予想フォーメーションはこちら!
GK:鈴木彩艶
生年月日:2002年8月21日(22歳) 所属クラブ:パルマ(イタリア) 24/25リーグ戦成績:6試合7失点 日本代表通算成績:12試合8失点 先の2試合、中国代表戦とバーレーン代表戦における鈴木彩艶のセーブ数はわずか「1」。つまり守護神としての仕事はほとんどなかったのだが、それ以外での貢献が著しかった。データサイト『FotMob』によれば、バーレーン戦でのロングボール成功率は71%。類まれなキック力による後方からの支援は、日本にとって大きな助けとなっていた。 今季のセリエAでもそれは顕著で、6日のボローニャ戦では36本ものロングフィードを放っている。相手が前線からハイプレスをかけてきた際、鈴木のレンジの広さはそれをかいくぐる上で極めて有用だった。 今回の相手は先月の2試合と比較するとレベルの高いサウジアラビアであることから、鈴木の特長に頼る場面も出てくるかもしれない。
CB:板倉滉
生年月日:1997年1月27日(27歳) 所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ) 24/25リーグ戦成績:6試合0得点 日本代表通算成績:31試合1得点 9月の2試合では、3バックの安定感が光っていた。前節バーレーン代表戦の板倉滉はタッチ数「97」にしてパス成功率97%。さらにはアタッキングサードへのパスも11本記録しており、後方から攻撃をサポートする働きを何度も見せた。 たとえばバーレーン戦の前半開始直後、2シャドーの一角に入った鎌田大地に縦パスを差し込み、攻撃の起点を作った。板倉から鎌田へのパスルートはその後も何度か繋がっており、2人でリズムを生み出すシーンが見受けられた。 GKの鈴木彩艶と同様、前の2試合ではチームが守備に回る機会がそもそも少なかったため、日本の3バックはDF面で特長を見せる場面はほとんどなかった。しかし3人とも要所できっちり仕事をこなしており、板倉はインターセプトやクリアでチームに貢献した。サウジアラビア代表戦でも安定したプレーでチームを牽引してくれるはずだ。