【バレー】野中瑠衣「代表に入りたくて数字を求めた昨シーズン。今季はよりチームのためにプレーと行動を」、中谷宏大監督「佐藤黎香には渡邊彩を目指して欲しい」
バレーボールSVリーグ女子、Astemoリヴァーレ茨城の野中瑠衣選手、ならびに今季移籍加入の佐藤黎香選手のコメントをお届けする。 取材日は10月20日。ひたちなか市総合運動公園総合体育館で開催されたバレーボールSVリーグ、Astemoリヴァーレ茨城対岡山シーガルズの試合後である。その結果も踏まえてお伝えしたい。 10月20日 Astemo 0(19-25、20-25、18-25)3 岡山
野中瑠衣選手(オポジット)
こちらからミスを出してしまいました。失点が多かったのが敗因だと思います。 岡山さんが前日からシフトを変えてきた中で、オフェンスの部分で自分たちが手詰まりになってしまいました。 次戦まで1週間空くので、開幕からの4試合をしっかり振り返って、次の試合につなげていければと思います。 ――開幕から4戦3勝です。今シーズンの手ごたえは? 野中:良い形でスタートできていると思います。昨年よりも戦力アップしていると思いますし、誰が出てもクオリティーの高いバレーができています。そこは今年の強みになっていると思います。 オフシーズンに全員で積み上げてきたものが今、形になっていると感じています。
――昨日(岡山との初戦、3-0で勝利)は野中選手のサービスエースで試合を終えました。今日の第2セットも連続ブレイクを取った。サーブでかなり貢献されていますね。 野中:サーブは個人技として昔から重点的に練習してきました。 今シーズンは前に落ちるサーブだったり、奥に落とすサーブだったり、前後の揺さぶりだったり、そういった個人の球の質にこだわってやってきています。 ――昨シーズンはオポジットでスタメン出場が多くありました。今季はオクム(大庭 冬美ハウィ)選手がオポジットに回ったこともあり競争になっています。 現段階ではオクム選手が先に出て、野中選手が後ろを締める。そんな展開も多く見えますが、起用方法については? 野中:開幕を迎えるにあたって自分のコンディションが少し上がらなくて、出遅れてしまったところがありました。 コートに立たせてもらいながら、試合の感覚も取り戻すことができてきていますし、まだまだこれから良くなっていくと思っています。 ハウィさんはハウィさんの良さがあります。どっちが優れているかとかではなくて、それぞれの良いところを活かす。私が入ったときはチームを落ち着かせながら着実に点数を取っていく。 違うプレースタイルの選手が入ることで相手を惑わすこともできますし、切磋琢磨しながら試合に向けて準備していきたいと思います。
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