「これほしい」「初めて見た」 スーパーで気になったすしパック、地元愛を誘う…ネタ以外でも大注目
半額シールで「お値段もカワイイ」
近所のスーパーで偶然見つけたすしパック商品が、“地元愛”を大いにくすぐった。パックの形状が、北海道の地形を見事に表しているではないか。ユニークさに加え、豪華なイクラ、ズワイガニ、ホタテなどの北海道らしさあふれる魚介ネタに大満足。そして、“欠けているピース”を埋めると、ネット上でも意外な反響が。バズった投稿者に話を聞いた。 【写真】「全部の都道府県あったらいいなぁ」「これほしいです!」と称賛相次ぐ スーパーな“スーパーのすしパック”、実際の画像 「おお、カワイイパックがあるんだな」 北海道をかたどった緑色のパック。北の大地らしいサーモンなど、見るからにおいしそうなすしが詰められている。半額で790円のシールも印象的だ。品名は「北海道フェア限定にぎり飯(北の大地)」で、島根・松江にある大型スーパーで販売されていたという。 投稿者は、村橋究理基 北大→松江/生誕12505日目Ph.D.(@mkuriki_)さん。北海道らしさの演出に感激したという。 「入っていたメニューは『マグロ』『イクラ』『カニ』『サーモン』『ホタテ』『(多分)カレイ』『(多分)ブリ』だと思います。食材の配置としては、花咲ガニが有名な釧路・花咲のあたりにカニ(これが花咲ガニかは別として)が置かれていたり、北見・サロマ湖でとられるホタテがいたりするあたりが印象的でした」。 投稿は約19万件のいいねが集まり、「この形のパック初めて見た」「全部の都道府県あったらいいなぁ」「これほしいです!」「温め過ぎたらこんな形になる時あるよね」「お値段もカワイイ」など、“北の大地容器”に対する驚嘆の声が寄せられた。 村橋さんは現在、松江工業高等専門学校の情報工学科の教員を務めている。「主に火星を対象として、コンピューターシミュレーションを用いた惑星気象学の研究をしています」。北海道にゆかりがあるといい、「愛知県出身ですが、北海道大学入学を機に札幌に住み始め、学部4年間、大学院修士課程2年間、大学院博士課程に8年近く在籍し、この春に松江高専に着任するまで14年札幌に住みました。博士課程在学中にリモートセンシングを活用する大学発ベンチャー企業、大学研究員、気球による宇宙旅行ベンチャーで勤務していました」。まさに“道民”と言っても過言ではない。