Google Chromeが事業売却される? 代替となり得る(?)Webブラウザ3選
Googleからブラウザを切り離すのは現実的に困難?
3つのブラウザをご紹介しましたが、これらはいずれも「Chromiumベース」のブラウザです。そしてオープンソースとしてのChromiumには、Googleが開発リソースの提供や研究など様々な点で貢献してきたことも事実です。つまり現実には、Googleからブラウザを「あらゆる意味で完全に切り離すこと」は簡単ではありません。 GoogleとChromeを切り離し、なおかつオープンソースとしてのChromiumへの関与も切り離した場合「他社の極めて多数のブラウザ」にも大打撃を与える可能性が大きいでしょう。 今回の売却案騒動は独占禁止法によるものですが、その独占禁止法によって守られるべき企業すらダメージを負うことになりかねず、そもそもChromeの売却先としてどのような企業が選ばれるのかも不透明です。 米司法省が主導する「Chromeの売却騒動」は、本当に売却という形で結末を迎えるのか今後の展開が注目されます。
オトナライフ