レッドブル昇格のローソンに、ホーナー代表が寄せる期待「フェルスタッペンのチームメイトになるのは大変。でもリアムは立ち向かえるはず」
レッドブル・レーシングは2025年より、セルジオ・ペレスに代わってリアム・ローソンを起用することを発表した。チーム代表のクリスチャン・ホーナーが、新加入のローソンに対する期待を述べた。 【ギャラリー】今季限りでレッドブルから離脱。セルジオ・ペレス 全F1マシン(2011~2024年) 成績不振のペレスの去就、そしてその後任を巡る議論がついに決着した。先日レッドブル離脱が発表されたペレスの後任候補と言われていたのが、姉妹チームのRBに所属する角田裕毅とローソン。経験値と今季の対戦成績という点では角田に分があったが、チームはローソンのポテンシャルに賭けた形だ。 またレッドブルはローソンのメンタリティも高く評価している様子。発表に際してクリスチャン・ホーナー代表が寄せたコメントでも、その一端が感じ取れる。 ホーナーは次のように語り、4度のF1ワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンのチームメイトになるという大きな挑戦にも、ローソンは立ち向かえるはずだと期待を寄せた。 「リアムのパフォーマンスは、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズでの2度の参戦を通して証明されてきた。彼は力強い結果を残せるだけでなく、真のレーサーであり、最高のドライバーたちと物怖じせず渡り合ってトップを目指す」 「彼の加入は、レッドブルジュニアプログラムからの昇格というチームの伝統を引き継ぐものであり、セバスチャン・ベッテル、そしてマックス・フェルスタッペンといったチャンピオンや優勝経験者の足跡を辿るものだ」 「4度のワールドチャンピオンであり、間違いなく歴代最高のF1ドライバーのひとりであるマックスと共にレースをすることは大変であり、そこに疑いの余地はない。しかしリアムはそこに立ち向かい、来年素晴らしい結果を残してくれると信じている」
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