かつての「闘魂三銃士」とは異なる関係性…新闘魂三銃士の柴田勝頼と中邑真輔がケンカファイト【週刊プロレス昔話】
2004年、新日本7・4後楽園大会で棚橋弘至とともに“新闘魂三銃士”に括られる柴田勝頼と中邑真輔が一騎打ちをおこなった。 2014年に棚橋と柴田が歴史的握手で遺恨清算
G1前のシリーズで、加えて当時のIWGPヘビー級王者・藤田和之に7・19札幌で挑戦することが決まっている柴田にとってはじっくりと調子を上げていかないといけない場面。だが、そんなことは関係ないとばかりに中邑と感情をぶつけ合う激しい攻防を展開、結果的に場外で延々と殴り合いが続いたため収拾つかず。6分58秒、ノーコンテストで試合は幕を閉じた。 「どうせ(G1で)もう一回やるでしょ。きっちり勝たせてもらいますよ。どこからどこまでが喧嘩プロレスか知らないけど、もっとわかりやすい喧嘩ブロレスをやってくださいって」(中邑) 「納得いかない。新日本のお坊ちゃんに伝えとけよ、上等だって。G1でケリつけてやる。うっとうしいんだよ!」(柴田) 当時、2人は24歳。かつての「闘魂三銃士」とは異なる関係性が十分に見て取れた試合だった。
週刊プロレス編集部