バルサ突然の失速にレアル指揮官「誰も予想していなかった」「どのチームもスランプに陥るし、その反動で…」
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督がバルセロナの失速について言及した。クラブ公式サイトが伝えている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 バルセロナはハンジ・フリック新監督の下、開幕7連勝を飾るなどシーズン序盤から首位を快走していたが、リーグ戦の直近7試合は1勝2分4敗。12月21日の第18節アトレティコ・マドリー戦(●1-2)で痛恨の逆転負けを喫し、相手に首位の座を明け渡すとともに、3位に後退した。 首位アトレティコと1ポイント差の2位につけるレアルは、3日のラ・リーガ第12節延期分でバレンシアと対戦する。 アンチェロッティ監督は記者会見でバルセロナの不振について問われると、「誰も予想していなかった。リーガの競争力のレベルがこの大会で優勝するのに必要な勝ち点を少し下げている。アトレティコも戦いに加わり、より不確定要素が増している。リーガ優勝に必要な勝ち点は90以下になると思う」と見解を示し、次のように続けた。 「バルセロナもアトレティコもリーガ優勝争いのライバルだ。11月に我々に起こったように、どのチームもスランプに陥る可能性があるし、その反動で競争力を取り戻すことができる。リーガ優勝を争う可能性は3チームとも同じだ」 また、12月にカルロス・コルベラン新監督を招聘したバレンシアとの一戦に向けては「我々は大きな希望を持って新たな挑戦をスタートする。監督が代わり、常に我々を苦しめてきたチームとの試合は厳しいものになるだろう。1年を良い形でスタートしたい。この試合は重要であり挑戦だ。チーム状態はいいし、皆がモチベーションを高めていい状態で戻ってきた」と語った。