隊員にセクハラ、男性海曹長を停職4か月…呉地方総監部管理部長「重く受け止めている」
海上自衛隊呉地方総監部は2日、女性隊員にセクハラ行為をしたとして、男性海曹長(53)を停職4か月の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、海曹長は2018年8月から11か月間、他の部隊に所属する女性隊員に、SNSで「交際してほしい」などというメッセージをしつこく送った。また、19年3月と7月には同意なくキスするなど、女性隊員に精神的苦痛を与えた。
呉地方総監部管理部長の桜井猛1等海佐は「セクハラなどの防止に取り組む中、この事案が発生したことを重く受け止めている。引き続き服務指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントしている。