M!LK 愛と決意を伝えたアリーナツアーを完走「今のこの5人が大好きです」10th Anniversary M!LK AREANA TOUR 2024『I CAN DRINK!』ライブレポート
5人組ダンスボーカルユニットM!LKが12月22日(日) 、大阪城ホールにて「10th Anniversary M!LK AREANA TOUR 2024『I CAN DRINK!』の最終公演を行った。 10周年を迎えられたことを祝い、これまでの道のりを振り返って、未来を見せたツアー。 本記事では11月4日(月・休) にさいたまスーパーアリーナで行われた公演の模様をレポートする。 【全ての写真】M!LKが愛と決意を伝えたアリーナツアー(全26枚)
キュートに、パワフルに、M!LKらしさ全開のライブがスタート
満員御礼のさいたまスーパーアリーナ。暗転し、オープニングムービーが流れ始めると、 この10年を振り返るものとなっており、それだけでグッときてしまう。昂る気持ちをさらに盛り上げるように、ステージ上のスクリーンが開き、きらびやかなメンバーカラーの衣装に身を包んだ5人の姿が現れた。 オープニングを飾るのは『My Treasure』。揺れるペンライトの光の波に5人が愛おしそうな視線を向ける。M!LKと会場の動きが呼応し、一体感が増していく。曽野舜太が「み!るきーず、愛してるよ」と叫ぶと大きな歓声がその言葉に応える。 オープニングの高揚感に揺さぶられながらも、改めて5人の衣装に視線を向ける。目を凝らすと、肩には牛のぬいぐるみが乗っていてキュートだ。芸が細かい。 佐野勇斗が「み!るきーず、M!LKのこと、好きか? 盛り上がっていこうぜ!」と声を張り上げ、『テルネロファイター』へ。するとメインステージの一部が持ち上がり、ゆっくりと前進する。ムービングステージでたまアリの中央を縦断しながら、熱唱。「今日は朝まで付き合ってよ」という山中柔太朗の言葉にまた一段と大きな歓声が上がった。 そのままセンターで『反抗期アバンチュール』を届けつつ、曲中で改めてメンバーひとりひとりがごあいさつ。吉田仁人の「みんなで一緒にチェスト!」というおなじみのコール&レスポンスで盛り上がり、佐野は「おい、お前ら元気そ?」と煽り、「10周年の好きって気持ち、たっぷり伝えます」と言い、塩﨑太智が「埼玉、ここからだぞ!」とエンジンをさらにかけ、『Brave Sage』、『ブルーシャワー』と続く。ここで再びステージが動き出し、さらに後ろへ。広い会場のどの席にもいるファンにも楽しんでもらいたい、という構成になっているのがよくわかる。そして会場の一番後方までステージがたどり着いたところでの『HIKARI』で会場を魅了していく。