日本の食と農を、知って味わおう KITTE丸の内で「国消国産 知って味わう 秋の収穫祭」
「私たちの国で消費する食べ物は、できるだけこの国で生産する」という「国消国産」(こくしょうこくさん)の考え方を提唱しているJAグループ(全国農業協同組合中央会)。日本の食と農について知って、国産農畜産物をさらに味わうきっかけにしてもらおうと、10月19日(土)にKITTE丸の内で、イベント「国消国産 知って味わう 秋の収穫祭」を開催する。11時~18時。 盛りだくさんの“知る”企画(1Fアトリウム内のステージ)。予備校講師でJAグループサポーターの林修さんとJA全国女性組織協議会の会長✕東京農業大学の学生などによる、日本の食や農の現状に関するトークショーを展開。大食い女王として知られるタレントのギャル曽根さんや 山本祥彰さん(東大発知識集団QuizKnock)をゲストに迎え、国産食材のいいことを学ぶクイズ大会も。47都道府県自慢の取り寄せ可能なジュース・スイーツの紹介や、「国消国産」について情報発信をしている乃木坂46と連携した展示、実際の農産物を使った「触って感じる 重量感覚チャレンジ」も予定している。 “味わう”企画(1Fテラス)では、和牛の試食や、東京農業大学の学生や卒業生が企画開発した商品などの販売を行う。また、和牛肉の現状への理解や消費拡大を図るため、JA全農による数量限定の和牛焼肉の試食も行う。全国の若手農家が育てた旬の農産物なども販売。会場内の各ブースを回ると、国産和牛や石川県能登地方のおいしいものが当たる企画も予定している。 肥料や家畜のエサ、燃料の高止まりや、多発する自然災害など、食を取り巻く環境は大きなリスクを抱えている。JAグループは、生産者と消費者がともに“食”を生み出す“農”や“地域の未来”について考えようと、10・11月を「国消国産月間」と設定。全国のJAグループ各組織が、国産農畜産物の魅力や、食や農の現状を発信するイベントなどを実施している。