張本兄妹と振り返る2024年総まとめ「良くも悪くも…」妹・美和の指摘に智和「ギリ傷ついたほうが勝ちました」【卓球ジャパン!】
しかしながら「運」で片づけられない一戦がある。自身が逆転負けを喫した準決勝スウェーデン戦のラストだ。 「あの5番だけはたまたまではないかもしれない。僕の負けに関してはちゃんと技術的な負けも、メンタル的な負けもあって、3ゲーム目から相手が思い切ってきた時に、自分がひるんでしまったのは明確に感じてる」と振り返った。 そんなパリ五輪を経験して、心身ともに成長した智和は10月のアジア選手権で覚醒。 日本勢では50年ぶりとなる男子シングルス優勝を果たすと、11月に福岡で行われたWTTファイナルズでも中国選手を連破して準優勝。2025年につながる締めくくりとなった。
一方、妹・美和も大ブレーク。初出場となったパリ五輪で団体銀メダルを獲得すると、アジア選手権では中国から2点をあげて50年ぶりの団体金メダルに貢献。 日本が誇る16歳の少女が世界に大きく羽ばたいた2024年だった。 張本兄妹の1年間を振り返った今回。改めて智和の活躍ぶりを見ての感想を聞かれた美和の反応が面白かった。 美和「よくも悪くもすごい……ちょっと言い方が悪くて申し訳ないんですけど、優勝する……か……(チラリと兄を見る)」 智和「すぐ負けるか……」 このやりとりにはMC陣も大爆笑。 「でも優勝できる力を持ってるっていうのはやっぱりすごいし、お兄ちゃんとしても選手としてもすごいなって思ってます」と慌てて美和がフォローを入れるも「ギリ傷ついたほうが勝ちました。6:4ぐらいで傷つきました」と兄は落ち込むのであった。 次週21日は、300回記念・日本代表が選ぶ「No.1神ラリー」スペシャル! お楽しみに!
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