新車購入の見積もり時に「ドアバイザー」の有無で2万円の差があると言われました。本当に必要か知りたいです。
ドアバイザーとはサイドバイザーとも呼ばれ、窓の上に装着する樹脂でできたカバーのことです。標準装備となっている場合もあるようですが、おもに新車購入時にオプションとして追加できるものとなっています。 今回は、ドアバイザーを取り付ける場合のオプション価格や、ドアバイザーをつけるメリットをご紹介します。人によってはドアバイザーが不要な方もいると考えられるため、取り付けるか迷っている方は参考にしてください。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
ドアバイザーの価格
トヨタで販売されているコンパクトカーのヤリスにドアバイザーを装着する場合は1万6500円(※)かかり、ミニバンのアルファードでは3万9600円(※)となっています。 また、ホンダのコンパクトカーであるフィットでは1万8700円(※)、ミニバンのステップワゴンは2万7500円(※)でドアバイザーを取り付けられます。 ※価格はすべて税込み ドアバイザーの価格はメーカーや取り付ける車種によっても変わりますが、2~4万円程度とされているようです。 メーカーによっては、ホームページなどで実際に取り付けたときのイメージを3Dで確認できるサービスもあるため、購入前にドアバイザーを含めカスタムシミュレーションをしてみてください。
ドアバイザーは後付けも可能
ドアバイザーは基本的に標準装備のものを購入するか、オプションで取り付けるかどうかを選べるようになっています。しかし、新車購入時は不要と思って取り付けなかったとしても、購入後に後付けも可能です。 純正のドアバイザーにこだわりがなければ、カー用品店やインターネットなどで1~2万円程度で販売されており、自分でも取り付けできます。ただし、自分で取り付けに自信がなく、きれいに取り付けてもらいたいという方は、最寄りのカー用品店や整備工場に持ち込んで取り付けてもらうとよいでしょう。
ドアバイザーをつけるメリット
ドアバイザーを取り付けるメリットには、以下のようなものがあげられます。 ●雨の日に窓を開けて換気ができ、車内に雨も入りにくい ●防犯対策になる可能性がある ドアバイザーをつけることで、雨の日でも窓を開けて換気しやすくなります。窓を開けなくても装備された車内の空調システムで換気できますが、窓を開けたほうが湿気によるガラスの曇りを軽減しやすくなるでしょう。さらに、雨の日に車内でたばこを吸ったり、食事をして臭いがこもってしまったりしても、素早く換気が可能です。 また、ドアバイザーがあれば、車上荒らしなどの防犯対策になる可能性もあります。例えば、ドアバイザーがあると窓の隙間から鍵をこじ開けられづらくなるため、車を少しの間換気しながら停車しておきたい場合などに役に立ちます。 しかし、ドアバイザーを取り付けて高速道路などでスピードを出して運転すると風切り音が大きくなったり、ドアバイザーがかかっている部分の窓が洗いにくかったりするなどのデメリットがある点も認識しておきましょう。