ドラゴンハイパー・コマンドユニットに子どもたちも興奮 三重県総合防災デーで緊急消防援助隊の訓練も
21日と22日、三重県総合防災デーが鈴鹿サーキットなどで開かれ、大災害時に活動する緊急消防援助隊の中部ブロック合同訓練などが実施されました。 緊急消防援助隊は1995年の阪神・淡路大震災の教訓から、大規模災害時には各都道府県の消防を超え、全国の消防機関による援助活動を行えるよう、同じ年の6月に創設されたものです。 鈴鹿サーキットの展示ブースでは、消防や警察、自衛隊、民間の通信機器会社など41の企業・団体が参加し、子どもたちが運転できる小型車両や、普段はなかなか見ることができないドラゴンハイパー・コマンドユニットなど、消防や自衛隊の特殊車両が紹介され、訪れた家族連れは写真を撮るなど楽しみながら防災について学んでいました。 参加した親子連れは「カッコ良かった」「高機動車の前と後ろが好き」「子どもたちが楽しめてたので非常に良かった」などと笑顔を見せていました。 また、2日間にわたって行われた緊急消防援助隊の土砂災害救出訓練などには、168隊623人が参加しました。 サーキットのレーシングコース内では、倒壊家屋からの救助訓練や毒劇物災害の対応訓練も行われました。