未使用時はコンパクトに収納できる折りたたみタイプのコンテナボックス

これからがハイシーズンとなるキャンプでの必需品といえば「コンテナボックス」。コンテナにはいくつかの種類があり、目的やキャンプスタイルによっても選び方が変わってきます。そこで今回は、キャンプで使用するコンテナの種類とおすすめの使用方法について紹介していきましょう。 【写真】コンテナボックスの使い勝手を見る（全8枚）

定番のハードタイプと持ち運びに便利なソフトタイプ

定番はやはり丈夫なハードタイプ。頑丈な樹脂や金属製のボディで、雨や劣化にも強く、割れやすいものなども安心して収納できます。上部が平らになったものが多いため、重ねて物を置けたり、イスや机として使えるところもメリットのひとつ。一方で、重い、場所を取るといったデメリットもあります。 ハードタイプとは反対に、柔らかい生地でできた「ソフトタイプ」のコンテナも。こちらは未使用時にはコンパクトに収納でき、持ち運びやすく軽いものが多いのが利点。防水布で作られている場合が多く、多少の雨も問題はありません。ただし柔らかい素材のため耐久性はハードタイプよりも低く、コンテナ自体も破損しやすいところが欠点です。 ちなみに、側面を畳むことでコンパクトに収納できる「折りたたみタイプ」もあります。樹脂などの硬い素材でできていますが、使わないときは小さく収納が可能。コンパクトに持ち運べる一方で、天板があるものは机としても使えるのが折りたたみタイプの特徴です。ハードタイプとソフトタイプのいいとこどりというイメージですね。

コンテナは使用用途によって選ぶべき

どのコンテナを使うかは、用途やキャンプの目的によって使い分けましょう。クルマでキャンプへ行くことが多い人には、荷物を保護するためにもハードタイプがおすすめ。さらに、自宅にハードタイプのコンテナを保管するスペースがあることも重要です。 ソロキャンプが多かったり、できるだけ最低限の荷物でシンプルに楽しみたい人は、折りたたみかソフトタイプがおすすめ。家にハードタイプのコンテナをしまっておく収納スペースがない人も、ソフトタイプを選ぶのが無難です。