「働く車」の素晴らしさを伝えたい プラモや写真ずらり
長野県伊那市 開館16年「はたらくじどうしゃ博物館」
長野県伊那市荒井で国内外のメーカーの建設重機やトラックなどの模型やミニカーを展示する「はたらくじどうしゃ博物館」は、同市西町の「草の音」で所蔵品の一部を紹介している。開館16周年に合わせて初めて館外で企画。プロのプラモデル制作者による作品や、重機の写真など約400点が並ぶ。 【写真】「高度成長期を支えたスーパーヒーローだ」。展示品を眺める土田さん 博物館は市内の建設業、土田健一郎さん(53)が館長を務め、幼少期から集めている国内外のプラモデルなど約7万点を所蔵する。
「高度成長期を支えたスーパーヒーロー」
草の音の会場ではショベルカーやブルドーザー、クレーン車といった「働く車」の模型が目を引く。土田さんにとってこれらは「高度成長期を支えたスーパーヒーロー」。会場で「子どもたちに働く車の素晴らしさを見てほしい」と話している。入場無料。8日まで(5日は休み)で、午前11時~午後6時。 14、15日には同館で開館16周年記念行事を開催。重機の乗車体験や、国内メーカーの非売品のミニチュアグッズ販売などがある。入館無料。14日は午前10時~午後4時。15日は午前9時~午後2時。土田さんは不要なミニカーなどがあれば、散逸を防ぐために連絡してほしいとしている。