コアラのエサ代は年間1,000万円!?でも入園料収入は費用の6割...公営動物園の『お財布事情』「推し」動物への寄付にグッズを展開する園も
「理想的な公営動物園」のヒントとは?
専門家は、こういった寄付や動物園の取り組みに、「理想的な動物園」のヒントがあるといいます。 (帝京科学大学 佐渡友陽一准教授)「(公営動物園には)税金を投入する意味はあるが、税金だけで全部できますかというと…(税金は)動物のためにお預かりしたお金ではないですから。『動物のため』というのは寄付とか別の形でお預かりするっていうことが必要。 『動物のために』あるいは『次世代のために』皆さん思いはある。『その思いを私達に預けていただいたら具体的にこんなことができる』と動物園側は提案していかないといけない」 経済的な課題がある中、動物を維持するために公営動物園の模索は続きます。 (2024年11月13日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)