刃物を持った赤いマントの男

昔から漫画を描くことが好きな藤やすふみ(@y_asufumi100)さんは、X(旧Twitter)や投稿サイトにて「都市伝説に求める女」を投稿。主人公のかごめが数々の都市伝説に遭遇するという短編漫画で、こっくりさんなどの有名な話だけでなく、マイナーな都市伝説も登場する。今回は「赤マント」を紹介するとともに、本作に登場した都市伝説についても著者に伺った。 【漫画】恐ろしい赤いマントの男だが…!?本編を読む 「赤マント」という都市伝説を知っているだろうか？赤いマントを着た怪人が子どもを誘拐して殺してしまうという話だ。 恐ろしい怪人の魔の手はこの小学校にも忍び寄っていた。最近隣の小学校に赤いマントの男が現れ、子どもが襲われたという噂だ。女の子ばかり狙っているので、特に女の子は注意して下校する必要がある。 小学生の巣辺さんと統太くんは、下校中に赤いマント男の話で盛り上がる。巣辺さんは「襲われるほどかわいくないから大丈夫」と冗談半分に話す。 2人はいつもの道で別れると、巣辺さんは1人で帰り道を歩く。すると向かいから「お嬢さん」と声を掛けられたので、見てみるとなんと赤いマントを来た男が!?「赤いマントはお好きかな…？」と言って鋭い刃物をちらつかせる。 巣辺さんは大声で叫ぶが、このあと予想外な展開が待ち受けているのであった。 ――藤やすふみさん自身、昔から「赤マント」の都市伝説をご存じでしたか？ 知っていましたが、時間の経過と共に「赤い紙青い紙」や「赤いちゃんちゃんこ」と記憶がごっちゃになっていました。この漫画で調べ直す機会ができてよかったです。 果たして、巣辺さんは無事だったのか気になるところだ。「都市伝説に求める女」はホラー漫画のようだが、ユーモアも溢れる短編漫画だ。都市伝説やホラーに興味や関心があれば、ぜひ一度読んでほしい！ 取材協力：藤やすふみ(@y_asufumi100)