ランボルギーニ ウラカン/スパイダー/STO/ステラート【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
伝統のV10エンジンも終焉が近づいてきた
「スーパーカー」は、スーパースポーツカーだけではない。ひとことで表せば、「夢を与えてくれるような存在」だ。ここでは、国内外のそんな魅力あるモデルたちを簡単に紹介していこう。今回は、ランボルギーニ ウラカン/スパイダー/STO/ステラート(LAMBORGHINI HURACAN/SPIDER/STO/STERRATO)だ。 【写真はこちら】ウラカン STOのエンジンをベースに、640hpと565Nmを発生する5.2LのV10エンジンを搭載。(全5枚)
ガヤルドの後継として2014年に発売。以来、リアミッドに5.2L V10エンジンを搭載し、7速DCTを介して4輪で駆動するという基本を踏襲して進化を続けてきたのがウラカンである。現在のラインナップは「ステラート」「テクニカ」「STO」そして「EVOスパイダー」。ステラートはSUVテイストを盛り込んだ異才モデル。最高出力は610ps/8000rpm、最大トルクは560Nm/6500rpm。0→100km/h加速は3.4秒で最高速は260km/hだ。 一方、テクニカはウラカンの集大成で、0→100km/h加速は3.2秒で最高速は325km/h。STOは公道も走れるレーシングモデルというキャラクターで、エンジンはテクニカと同仕様だが後輪駆動となる。最高速は310km/h、0→100km/h加速は3.0秒に短縮している。EVOスパイダーも640psだが、最大トルクを600Nmに増強。最高速は325km/h、0→100km/h加速は3.1秒とその速さの追求に妥協はない。なお、ウラカンは間もなく生産を終了し、後継モデルはV8+モーターのPHEVになる予定だ。
ランボルギーニ ウラカン テクニカ 主要諸元
●全長:4567mm ●全幅:1933mm ●全高:1165mm ●ホイールベース:2620mm ●車両重量:1379kg(乾燥重量) ●駆動方式:縦置きミッドシップRWD ●エンジン:5.2L V10 DOHC ●最高出力:640ps/8000rpm ●最大トルク:565Nm/6500rpm ●トランスミッション:7 速DCT ●0→100km/h加速:3.2秒 ●最高速:325km/h ●車両価格:2999万2917円
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