鹿児島大学で昨年度行った医学部保健学科の推薦入試の問題でミスが発覚し追加の合格者が出ました。 　大学によりますと出題ミスは去年１１月に行われた医学部保健学科看護学専攻の「学校推薦型選抜１」の小論文の問題でありました。 　課題文の中に記載した英単語の注釈の和訳が誤っていたということです。 　先月下旬、高校の教員から指摘がありミスが発覚しました。 　定員２０人に対し受験生は６９人で、大学側はこの注釈に関連する２つの設問の部分点について全員を満点にする措置をとりました。 　これにより不合格者の一部が合格基準に達し、対象者に謝罪するとともに追加合格になったことを伝えたということです。 　佐野輝学長は、「試験問題の作成・確認体制などについて見直しを行い、再発防止に万全を期すよう努めていく」とコメントしています。