「こんなの見たくなかった」ジェロム・レ・バンナ、衝撃の“一撃”失神KO負け…ファン悲痛 魔裟斗「全く見えてなかった…結果は予想していた」
51歳K-1レジェンドによる“奇跡の再挑戦”は時の経過を実感する残酷な右ハイ”一撃“での衝撃失神KO負け。壮絶な失神エンドに実況席の魔裟斗が「結果は予想していたが、過去の輝きを消さないで欲しかった」と本音を漏らすとファンからも「こんなの見たくなかった」「悲しい」など悲痛な声が寄せられた。 【画像】バンナが衝撃の1ラウンド失神KO負け(複数カット) 10月5日にエディオンアリーナ大阪で開催された「K-1 WORLD GP 2024」に、K-1重量級のレジェンド“ハイパー・バトルサイボーグ”ことジェロム・レ・バンナ(フランス)が参戦。K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)と対戦したが、1ラウンド1分26秒、K-Jeeが振り抜いた右ハイキックに沈み衝撃の失神KO負けを喫した。 無差別級アジア予選第4試合、この日のメインカードに、K-1黄金期を象徴する“K-1番長”バンナが14年ぶりにK-1のリングに帰還した。今年6月には51歳にして「KNUCKLE'S 16」キックルールで金枝勇気をKOで下している現役レジェンドが、KrushおよびK-1でクルーザー級王者となった新生K-1重量級の雄、K-Jeeを迎えた。 距離を取りながら慎重にローから入ったK-Jee、バンナも剛腕を見せ片鱗をみせるが、ボディフックから顔面と連打を見せたK-Jeeが右ハイをひと振り、レジェンドはマットに沈んだ。 衝撃のクライマックスにファンからは「うわわ」「はいった」「すげえ」と悲鳴のあと「なにか悲しい」「そりゃあな」「こんなの見たくなかった」とファンからは悲痛な声が。一方で51歳での決意の復帰戦に「バンナありがとう」の声も聞かれた。 ABEMAのゲスト解説・魔裟斗は「全く見えてなかった。担架で運ばれたジェロムを見ると心配」と口にしながら「これが現実ですよね。51歳でこれだけブランクがあるなかで、K-Jeeは現役の選手ですからね」と試合を振り返り「正直(バンナが)何かを残したというより現実を見たなという感じがします。過去に輝いていたレジェンド=ジェロムは過去の輝きを消さないで欲しかったな…この結果は予想していました。そんなに甘くないですから」と本音を漏らした。
ABEMA TIMES編集部