写真：トラベル Watch

　ハワイアン航空は、12月6日に日本で公開されるディズニー映画最新作「モアナと伝説の海2」デザインの特別塗装機を発表した。特別塗装機は全3機を予定しており、今回は1機目のお披露目となった。 　2016年の「モアナと伝説の海」でのコラボレーションに続き2回目のコラボとなる今回は、機体に主人公のモアナ、半神半人の英雄マウイ、ココナッツの海賊カカモラ、作品ロゴをデザイン。さらに「Welcome Voyagers（ようこそ冒険者たち）」と、冒険に旅立つすべてのゲストへのメッセージを大きく描く。使用機材はエアバス A330型機。 　11月には、同作のキャラクターをデザインしたエアバス A321neo機（米国一部とクック諸島路線で運航）、ボーイング 717型機（ハワイ諸島間を運航）の2機も発表予定。3機とも、機内頭上の手荷物棚に登場人物やアートを用いた装飾を施す。 　それぞれの機体には初期ポリネシアの航海者が用いた伝統的な天測航行の慣習を重んじハワイの鳥や星、固有の植物や森林の名前を付けている。今回は、エアバス A330型機がHōkūleʻa（ホクレア：天頂星アルクトゥルス、ハワイの有名航海カヌー）、エアバス A321neo型機（コア：ポリネシアの航海用カヌー建造に最適な木材であるアカシア・コア）、ボーイング 717型機がʻElepaio（エレパイオ：ハワイ固有種の鳥、カヌービルダーの守護神）。 　特別塗装機は2025年3月まで米国国内線、ハワイとアメリカ領サモア、オーストラリア、クック諸島、日本、ニュージーランド、韓国、タヒチ路線で運航する。 　このコラボを記念して初便搭乗者にはプレゼントを用意しているほか、12月1日18時59分まで「冒険に繰り出そう」抽選会を実施。当選者には50万マイルを付与する。 (c)Disney