裸にシャツ羽織って…セリーヌ・ディオン、雑誌表紙の大胆復帰姿に賛否両論「セミヌードになる必要なかった」
中枢神経系の難病「スティッフパーソン症候群」と診断されて闘病中の歌手セリーヌ・ディオンが、グラマラスな装いでファッション誌「ヴォーグ」フランス版の表紙を飾った。 【画像】裸にシャツを羽織っただけ…セリーヌ・ディオンの復帰姿 2022年12月に制御不能な筋肉の痙攣を引き起こし、上半身や両手足の筋肉が徐々に硬直する難病を患っていることを公表したセリーヌは、闘病後初のインタビューにも応じ、2パターンの表紙に登場して年齢や健康問題を感じさせない圧巻のスタイルを披露した。
ミニスカートと素肌にシャツを羽織った着こなし
白いマイクロミニ丈のスカートに、素肌の上に羽織ったオーバーサイズのボタンダウンシャツから胸元をのぞかせ、手で胸を隠した大胆なルックを披露したセリーヌ。56歳という年齢を感じさせないスタイルで、健康美をアピールした。また、2枚目の表紙では肩を大胆に見せるピンクのファジーなウールのティアードコートを着こなし、グラマラスな姿も披露している。 久々の表舞台復帰に歓喜の声が寄せられている一方、「セミヌードになる必要はなかったのでは?」「美しい歌声があるのに」「復帰は嬉しいけど、なぜ女性セレブはみな裸で自分自身を証明する必要があるのだろう」と、大胆な装いには否定的な意見もある。
ステージ復帰は未定
闘病後初となるインタビューでは、「病気をまだ克服できていない。病は今も私の中にあり、これからもそうでしょう。研究によって、奇跡や治療法が見つかることを願っていますが、今のところ私はこの病気とつきあっていくことを学ばなければなりません。それが今の私です」とコメント。 週5日間の運動療法、身体療法、ボーカル療法を受けていると明かし、「できる限り最善を尽くしたい」「目標はもう1度エッフェル塔を見ること」と前向きに病と闘う姿勢を示している。一方、ステージ復帰については「分からない。自分の体が教えてくれると思う」と明言を避けた。
表舞台から姿を消して2年、今年はグラミー賞授賞式にも登場
2023年から24年にかけて予定していたツアーをキャンセルし、闘病生活を続けるセリーヌは、今年2月に開催されたグラミー賞授賞式にプレゼンテーターとしてサプライズ登壇。最優秀アルバム賞に輝いたテイラー・スウィフトにトロフィーを授与した。 「とても緊張したが、同時にとても光栄だった」と振り返ったセリーヌは、3月には国際スティッフパーソン症候群啓蒙デーに合わせ、3人の息子たちと笑顔で並ぶレアな家族写真をインスタグラム投稿。「いつかステージに復帰し、できるだけ普通の生活を送ると決意している」と力強いメッセージを綴っていた。
文:千歳香奈子