“夏のスタミナ食”ウナギがピンチ…備長炭が値上げで 焼き鳥店も困惑
庶民の味にも影響がでています。 焼き鳥担当の店員 「炭が一番なのかな、お肉もおいしくなる」 海外産の備長炭を使用する焼き鳥店「炭火焼鳥 とり吉」。 お客さん 「香りが違うよね、炭の匂いするよね」 店を始めた20年前から備長炭で焼く焼き鳥にこだわってきたといいます。しかし、この数年で仕入れ値がアップ。 渡辺セリナ店長 「(今)1ケースが約7000円。ちょっと前だと約5000円。高くても削れない経費」 全国燃料協会によると、円安や輸送費の高騰が影響しているということです。
夏休みに需要が高まるあの炭にも値上がりの波が押し寄せています。 スーパービバホーム八王子多摩美大前店 福冨豪店長 「木炭の方は、昨年に比べると約1割~2割、値段が上がっている」 キャンプやバーベキューなどで重宝される安価な木炭。このホームセンターでは円安などの影響で輸入品の仕入れ値が上がっているため、別の種類の炭を増やして対応しているということです。 夏場に需要が高まる「炭」。影響はますます広がりそうです。