窓がない、光があまり入らない部屋でも素敵に!部屋を明るく見せための方法とは?
厳しい住宅市場のせいか、完璧な家をつくるのが難しいせいか、100%満足できる住宅というのはなかなか見つからないもの。立地がイマイチ、建物が時代遅れ、庭が狭い。あるいは、窓のない部屋がある、という部分に不満を感じる場合もあるでしょう。好んで自然光が入らない部屋を借りたりつくったりする人はほとんどいないと思いますが、予算の制約や都市部の建物のため、このような部屋ができてしまうことがあります。しかし、窓のない部屋でも賢く工夫することで、明るく見せる方法があります。 【写真集】窓のない部屋を明るく見せる方法をデザイナーが直伝!
雑誌『ハウスビューティフル』の元シニアエディター、アリッサ・フィオレンティーノは、ニューヨーク市にあるアパートに引っ越した際にこの課題に直面しました。 彼女は、窓のないリビングをあまり手間をかけずに明るく居心地のよい空間にする、デザイナーも絶賛する方法を発見しました。色、照明、装飾を巧みに使用すれば、窓のない部屋もあっという間に太陽の光が差し込んでいるかのような空間にすることができます。これからご紹介するヒントをぜひ参考にしてみてください。
現実的に考えて、「夢の家」というものは存在しません。家やアパート探しをすれば、どんな物件でも必ず何かが欠けていたり、改善の余地があることに気づきます。しかし通常は、満足できる部分が多ければ、多少不満があっても妥協するでしょう。ニューヨーク市で 2 番目のアパートに引っ越したときの私と2人のルームメイトが、まさにそうでした。素晴らしいロケーション、室内にはバスルームが2つとオープンキッチン、さらに3つの広いベッドルームがあり魅力的だったため、リビングに窓がない点は妥協しました。
窓のないリビングには、2つの問題があります。 まず、夏はとても暑くなり、新鮮な空気を部屋に取り込む方法がありません。そして何より問題なのは、常に薄暗いことです。リビングとキッチンの真ん中に天窓がありましたが、両方の部屋全体に届くほどの自然光は取り込めませんでした。雨が降ったらなおさらです。 実際、私たちは暗くて薄汚いリビングのまま2年間暮らしました。しかし、ルームメイトの1人が引っ越して家具をいくつかもっていったタイミングで、そろそろこの問題を解決すべきだと考えました。 ご紹介する6つの方法は、我が家を劇的に明るく変化させてくれたのです。