横浜、会社の運転資金に…大谷翔平選手の偽グッズ販売 容疑で社長書類送検
米大リーグ・大谷翔平選手のグッズの模造品を販売したとして、神奈川県警栄署は6日、商標法違反の疑いで、横浜市港北区の照明販売会社「ルミーテック」と同社社長の男性(78)=川崎市高津区=を書類送検した。 【写真で違いを見比べてみる】大谷翔平選手グッズのユニホームと偽物 書類送検容疑は、2月上旬ごろから3月1日ごろまでの間、大谷選手がプリントされているタオルなどの模造品3点を計1万1160円で販売したほか、同21日に同社事務所でスポーツ品メーカーや大リーグ機構のロゴに酷似したマークが付いたユニホームなど35点を販売目的で所持し、商標権を侵害したとしている。 署によると、男性は「会社の運転資金のために稼ぐ必要があった。やったことに間違いない」と供述、容疑を認めている。 男性は昨年1月から今年3月までに、インターネットサイト経由で中国から輸入した模造品1033点を転売して計約450万円を売り上げていたとみられる。横浜税関が輸入品の検査で発見し、県警に通報した。
神奈川新聞社