2024年は「楽天モバイル+日本通信」がベストな組み合わせだった ベストスマホは23年発売の「Pixel 8」
povo2.0のギガ活のau PAY利用特典が終了
サブ回線として、2024年上半期まで重宝していたのがpovo2.0です。povo2.0のギガ活というサービスの中に、対象店舗でau PAYを使って買い物をするとデータ容量が無料でもらえる特典がありました。筆者は対象店舗であるローソンやドトールコーヒーをよく利用していたため、サブ回線のデータ通信はギガ活でもらった無料のデータ容量でまかなえていました。 しかし、残念ながら2024年6月末でau PAY支払いによるデータ付与の特典が終了してしまいました。povo2.0には1GB(180日間)で1260円といった副回線に適したトッピングが用意されているものの、これまで無料だったものが有料になるのは抵抗が大きく、このタイミングで副回線の見直しが迫られました。 ちなみに、11月19日にはローソンに来店するだけで100MBのデータ容量(最大月10回)がもらえる「povo Data Oasis」も開始しました。ただ、こちらは付与後すぐに24時間の有効期間が開始するため、ギガ活のようにデータ容量をストックし、好きな時に使うことはできません。
楽天グループの株主優待をサブ回線にするも、大きな誤算
povo2.0の次に副回線に選んだのは、何と楽天モバイルです。もともと楽天グループの株主優待で、音声通話と月30GBのデータ容量が1年間無料で使えるeSIMをゲットしており、これを活用することにしました。 本来、サブ回線はメインとは異なるキャリアを選ぶのが定石ですが、メインもサブも楽天モバイルという謎の組み合わせです。ただ、月30GB使える株主優待eSIMをデータ通信に使うことで、データ使用量を気にせずに思い切り使えるようになりました。 ただ、すぐにトラブルに見舞われました。そもそも、株主優待eSIMには楽天モバイルで契約したeSIMとは異なる点があり、その1つがeSIMの機種変更手順(eSIMを他端末に移す手順)です。 楽天モバイルのeSIMはマイページから簡単に機種変更できますが、株主優待のeSIMは問い合わせ窓口に電話連絡して機種変更用のQRコードが載った用紙を郵送してもらう必要があります。そのQRコード用紙の発送が大幅に滞っているようで、筆者はeSIMの再発行申請から3カ月たった現在でも用紙が届いていません。7月に機種変更した際にeSIMを移すことができず、その後、株主優待用のeSIMは活用できませんでした。 この株主優待は2025年も実施します。いろいろと制限はあるものの、音声通話と月30GBのデータ容量が1年間無料で使えるのは非常にお得なので、筆者は2025年も株主優待を利用しようと思っています。しかし、eSIMの機種変更手順が現状のままであれば、選択可能なら次回は物理SIM(pSIM)を選ぶつもりです。