MotoGPヘルメットメーカー勢力図に変化の兆し!? 新星アコスタがアルパインスターズ陣営に加入も存在感を示す日本メーカー
HJCは巨額契約2年目のクアルタラロとKTMのビンダー
2021年チャンプのファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジーヤマハMotoGP)とブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリーレーシング)はHJC。ヤマハのテストライダーを務めるカル・クラッチローもサポートライダーです。 昨年、未勝利に終わったヤマハのエース、クアルタラロは2年契約の2年目。年間75万ユーロ(約1億2000万円)を支払っている韓国メーカーとしては、今年はなんとしても優勝して、もっと商品をアピールしてほしいに違いありません。 2023年発売のクアルタラロのレプリカ2種類を日本正規代理店のアールエスタイチのWEBサイトでチェックしたところ、全サイズいずれもSOLD OUT! 宣伝効果はそれなりに出ているようです。 ◆HJCから年間75万ユーロ(約1億2000万円)を受け取っているというクアルタラロ。いろいろ結果が求められる1年
スコーピオンの顔はヤマハファクトリーに移籍したリンス
韓国のソウルに本社を構えるキドスポーツがアメリカで設立したスコーピオンのMotoGPクラス契約ライダーは、ヤマハファクトリーに移籍したアレックス・リンス(モンスターエナジーヤマハMotoGP)ただひとり。『EXO-R1 EVO FIM RACING #1』でレースに臨みます。 『EXO R1』シリーズは、鎖骨へのダメージを最小限に抑え、ライダーの可動範囲を広げるため滑らかなラインにデザインされたボトムエッジプロファイルが特徴的。 2022/2023年のWSBK王者、アルバロ・バウティスタ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)、Moto2トップランナーの刺青獣、アロン・カネット(ファンティックレーシング)らも支援を受けています。 ◆『EXO-R1 EVO FIM RACING #1』を被ってポーズを取るリンス。縦に大きく入った2本ラインがスズキ時代を彷彿
2年連続王者バニャイアが選ぶイタリアンデザインのSUOMY
2年連続チャンピオン、フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティレノボチーム)が、MotoGPクラス唯一のSUOMYユーザーです。 2000年にドゥカティとパートナーシップ契約を結んだこともあり、ロリス・カピロッシやトロイ・ベイリス、マックス・ビアッジといったトップライダーがかつては使用していました。2000年代には、WSBKのみならず、MotoGPでも一大勢力でしたが、2014年に破産。現在は国内シェア80%を誇るというインドネシアのKYTを展開する企業に買収され、同社のいちブランドとなっています。 『S1-XR GP バニャイア モンスター レプリカ』『TRACK-1 バニャイア ウィンターテスト モンスター レプリカ』の2種類をリリースしています。 ◆海外の公式サイトにはウィンターテスト仕様の『TRACK-1 バニャイア ウィンターテスト モンスター レプリカ』も