【今さら人には聞けないEV生活の基礎知識】充電スタンドの種類や探し方、電欠しない充電の仕方など、基本中の基本をお教えします
充電に不安があっても「目的地充電」が可能な箇所を設定すればOK
いずれにしても、これからEVの購入を検討し、充電に不安があっても、「基礎充電」「経路充電」「目的地充電」を理解し、満充電で出発し、走行可能距離を頭に入れ(メーターにも刻々と表示される)、ロングドライブでもドライブプラニングに充電スポットを組み入れ、「目的地充電」が可能なホテルなどの目的地を設定すれば解決。よほどのこと(充電スポットにEVが並んでいる、充電スポットが使用不可になっているなど)がない限り、電欠! という最悪の事態は避けられるはずである。 もちろん、EVでロングドライブを行う機会が多いならば、バッテリー容量、航続距離の長い(メーカー公表値の70%と考えたい)EVを選ぶべきである。一方、近所を走るだけの用途なら、日産サクラのような、航続距離は短くてもリーズナブルに乗ることができるEVを選択しても問題はないはずだ。 ちなみに、筆者がEVでドライブ旅行に出かける際は、小心者なので、充電設備のある滞在先を選ぶようにしている。ホテルのチェックインは午後3時が一般的で、翌朝の10時、11時のチェックアウトまで充電すれば、ほぼ満充電で帰ることができ、帰路も安心だ。最近では、リゾートホテルはもちろん、愛犬と泊まれる宿にもEV充電設備が用意されていたりする。
青山尚輝(AOYAMA Naoki)
【関連記事】
- 【画像】EVの充電は難しくない!「充電の様子」を見る(全18枚)
- ■実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
- ■ ランボルギーニ新型「ウルスSE」がオフロードデビュー! 悪路走破性を備えたスーパーカーはドリフトだって出来ちゃう…「PHEVだからよくなった」
- ■ ミツオカの新型「M55」が808万5000円で申込受付開始! 2025年モデルは100台限定で6MTのみ…全国のミツオカ販売拠点へ急げ!
- ■ 完全自作「原付カー」で日本一周2万キロ! 北海道から沖縄まで一般道をホンダ「NSR50」の2スト50ccエンジンで完走【マイクロカー図鑑】