覚せい剤で逮捕のセクシー女優、13年間の女囚生活を明かす。「獄中の“彼女”から思い出作りを迫られて」
覚せい剤の所持・使用だけでなく販売にまで手を出し、結果として約13年を「塀の中」で過ごすしたセクシー女優の合沢萌さん。 今回は獄中生活で体験した、さまざまな出来事を語ってもらいました。刑務所での恋愛事情や彼女との「思い出作り」など、前回に引き続き強烈な話が満載です! ⇒【写真】逮捕前に撮影。腕のアザが目立つ
プライバシーゼロだった刑務所での暮らし
――刑務所での生活って、集団生活ですよね? 合沢萌(以下、合沢):基本的には集団生活です。朝も昼も夜も、いつも集団ですね。 ――じゃあプライバシーなんかは……。 合沢:全然ないです。手紙なんか書いていたら、内容が横から見えちゃうくらい。誰がどんな本を持っていて、この人はこんな趣味がある、みたいなことが全部わかっちゃいます。 ――そんな生活のなかで、元セクシー女優の経歴が理由でなにか言われたことはあります? 合沢:それはとくになかったですね。みんなに「鼻フックしたことある」って話して、盛り上がったくらい(笑)。刑務官の先生ももちろん知っていましたが、そのせいで差別されるようなことはなかったです。 ――じゃあ、塀の外での経歴は刑務所生活ではあまり関係ないわけですね。 合沢:と言うか、私の「元セクシー女優」なんて経験は全然たいしたことじゃなかったです。子どもの頃からネグレクトされていて「泥水も飲んでいました」って子がいたり、小さな頃から盗みで生きてきたって子がいたり。そういう経験をしていた子もたくさんいたので。
刑務所生活が「意外とつらくなかった」ワケ
――刑務所の中は集団生活で、自由もないですよね。ツラくはなかったですか? 合沢:どうなんでしょうね。こう言うのは良くないですが、意外とツラくはないんですよ。もちろんいつも誰かと一緒とか、好きな物が食べられない、好きな人に会えないとか、ツラいんですけど、それはみんな同じなんで。 私だけが不自由だったら悔しいけど、みんなができないんだから、それはもう仕方がないって感じですね。 ――刑務所の中での我慢は特になかったと。 合沢:そうですね、堂々とするわけにはいかないですけど、自慰行為もこっそりしていました。 ――禁止されてはいないんですか? 合沢:一応、禁止にはなっています。でも暗黙の了解で「こっそりなら」って感じです。でも昔は、しっかり禁止事項として書いてあったらしいですよ。「陰部摩擦罪」みたいな感じで(笑)。今はもう消されているみたいですけど。