さださんデザインのかかし奉納 中能登の神社に日本橋三越 イベントでの展示へ
日本橋三越本店(東京都中央区)アシスタントマネジャーの石橋文佳さんらが3日、「かかしの神社」として知られる中能登町久江の久氐比古(くてひこ)神社を訪れ、同店で10~22日に開催されるイベント「さだまさし展」で展示する特製のかかしを奉納し、震災の早期復興を願った。 シンガー・ソングライターのさだまさしさんの名曲「案山子(かかし)」にちなんで制作したかかしで、さださんがデザインした。イベントを企画したグッドグッドカンパニー(東京)の田口裕視代表が全国で唯一、かかしの神様を主祭神とする同神社を知り、奉納を依頼した。 船木清崇宮司がおはらいし、石橋さんと田口さん、地元住民が玉串をささげた。かかしはイベント期間中、店舗入口に設置され、来場者に被災地の支援を呼び掛けるシンボルとする。