高齢者300人が熱戦 徳之島町ねんりんスポーツ大会 ニュースポーツで交流
鹿児島県徳之島町の第48回ねんりんスポーツ大会(同町高齢者クラブ連合会主催)が24日、同町体育センターであった。町内10地区の高齢者約300人が出場。全9種目で競い会場は熱気にあふれた。 高齢者の健康づくりと交流を目的に開催している恒例行事。昨年から熱中症対策などの理由で、原則屋内開催に変更し時間も午前中のみに短縮した。当初は14日に開催予定だったが台風の影響で延期した。 開会式では東郷勇さん(85)=亀徳=が選手宣誓。「早寝早起き、朝食をしっかり取り、ラジオ体操で健康づくりに励み、きょうの大会に備えてきた。練習の成果を十分に発揮して頑張りたい」と力強く語った。 プログラムはニュースポーツのペタンクを皮切りにボウリング、輪投げ、ゲートボール、グラウンド・ゴルフなど9種目。徳之島3町シルバースポーツ大会の予選を兼ねるとあって出場者たちは全競技で真剣勝負を繰り広げた。 南区の治哲男さん(72)は「この大会でしか会わない人もいるので地域の健康づくりと交流のために欠かせないイベント。終わった後の反省会も楽しみの一つ」と笑顔を見せた。