デ・ブライネの2発などでイスラエルを下したベルギーが白星発進!【UNL】
ベルギー代表は6日、UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ2第1節でイスラエル代表と対戦し3-1で勝利した。 今夏に行われたユーロ2024をベスト16で終えたベルギーは、2大会ぶりの決勝ラウンド進出を狙う同大会の初戦に向けて、デ・ブライネやドク、ティーレマンスら主力は順当に先発に名を連ねた。また、招集外となったルカクに代わり最前線にはオペンダが起用されている。 ガンバ大阪のMFネタ・ラヴィをスタメンで起用したイスラエルに対し、立ち上がりから主導権を握るベルギーは21分にボックス左横でパスを受けたドクが斜めに切り込み、ボックス左深くから折り返しを供給。最後はゴール前に走り込んだデ・ブライネがワンタッチシュートをゴールに沈めた。 幸先良く先制したベルギーだったが、36分に失点を許す。バイタルエリア中央手前でこぼれ球を拾ったネタ・ラヴィが右サイドに展開すると、パスを右サイドでナチミアスが素早くクロスを供給。相手DFに当たりファーサイドまで流れたボールをカライリがヘディングシュートで合わせると、DFカスターニュにディフレクトしたボールがゴールに突き刺さった。 さらにベルギーは、追加タイム1分にもアブ・ファニの左FKからゴール前に抜け出したガンデルマンにゴールネットを揺らされたが、これはオフサイドの判定で難を逃れた。 同点で迎えた後半、ベルギーは開始早々に勝ち越しに成功する。48分、ファエスの右クロスをボックス中央のオペンダが落とすと、最後はティーレマンスが右足のダイレクトシュートをゴールに突き刺した。 早い時間の追加点で勢いづくベルギーは、51分にもボックス右深くまで侵入したルケバキオの折り返しに反応したオペンダがDFシュロモのスライディングタックルで倒されると、主審はPKを宣告。これをデ・ブライネがゴール左に沈め、3点目を奪った。 さらに56分には、デ・カイパーの縦パスに反応したオペンダが絶妙なターンでボックス左に抜け出すと、イェヘズケルに後ろから押し倒されて再びPKを獲得。しかし、オペンダのPKは完璧に読み切ったGKジェラフィのファインセーブに防がれた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ベルギーは試合終了間際の94分にピンチ。自陣からのロングパスで右サイドを駆け上がったダン・ビトンがボックス右から切り込みシュート。GKカスティールスが弾いたボールが右ポストに弾かれると、こぼれ球をイェヘズケルが押し込んだが、これはオフサイドの判定で取り消された。 直後に試合終了のホイッスル。デ・ブライネの2ゴールなどでイスラエルを下したベルギーが白星スタートを切った。 ベルギー 3-1 イスラエル 【ベルギー】 ケビン・デ・ブライネ(前21) ユーリ・ティーレマンス(後3) ケビン・デ・ブライネ(後7[PK]) 【イスラエル】 OG(前36)
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