【POUNDOUT】2023年年間ベストバウトから復帰戦の山内渉が、師匠・高谷裕之旗揚げ大会メインで難敵に判定勝ち
2024年10月5日(土)千葉・幕張メッセ 国際展示11ホールにて、髙谷裕之が旗揚げした『POUNDOUT』第1回大会(高谷裕之YouTube配信)が開催された。 【写真】右の蹴りを上下に突いた山内 “POUND”を冠する大会らしく、『POUNDSTORM』の流れを汲むような高谷代表のこれまでの人脈、『格闘DREAMERS』『格闘代理戦争』に出場したファイター、そして、昨今のMMAで評価の高いストライキングの強者たちが集い、さらにGRACHANファイター、千葉ベースの実力者たちが揃う大会となった。 ▼フライ級 5分2R・延長1R 〇山内 渉(FIGHTFARM/修斗世界フライ級6位)57.0kg [判定3-0] ×松場貴志(パラエストラ加古川/第2代GRACHANフライ級王者/現フライ級4位)57.1kg メインイベントでは、高谷裕之の愛弟子の山内渉(FIGHTFARM)が約1年ぶりに復帰。2023年11月の修斗世界フライ級チャンピオン決定戦で、新井丈と年間ベストバウト級の死闘を繰り広げた後、脳のダメージを回復させての復帰戦となる。 対する松場貴志(パラエストラ加古川)は、元GRACHANフライ級王者でレスリングを基盤とするグラップラー。2024年2月の『GRACHAN67』で御代川敏志の投げに3R 左腕脱臼で負傷TKO負けからの再起戦となる。 1R、右前手のジャブから出入りのサウスポー構えの松場。ワンツーから最初の組みも切る山内は、オーソから強い右の蹴りを上下に打ち分け、右ヒジを突き、右ストレートを当てる。 2R、右の蹴りからヒザ蹴り、右ボディストレートと腹に効かせる山内が前に。カウンターの右ジャブ狙う松場は、サークリングから右フックを狙うが、山内は右インローを当てて崩すと、右前蹴りと右ミドルと打ち分け、松場に反撃を許さず。判定3-0で勝利した。 新井丈戦後の脳のダメージ回復を経て、1年3カ月ぶりの白星を掴んだ山内は、「本当は一本・KOしたかったですけど次に持ち越しです。応援、ありがとうございました」と語り、師匠・高谷裕之興行のメインを締めた。
【関連記事】
- 【ONE】ムエタイ戦でリネカーが2連勝「ロッタンと戦いたい」マラチエフがマスンヤネに辛勝、箕輪ひろばが現地交通事故で欠場
- 【K-1】K-JeeがバンナをハイキックでKO、ジマーマンがレジェンドの意地見せKO勝ち、カリミアンvs.イストラテはまたも因縁
- 【FIGHT CLUB】YURAが木村ケルベロスにダウンを奪われながらも逆転KO、YA-MANは「僕はやってもいいですけどね」
- 【BreakingDown】10人ニキが瓜田からダウン奪う快勝、次はバン仲村と対戦へ
- 【UFC】ライトヘビー級王者ペレイラvs.挑戦者ラウントリーJr、女子バンタム級王者ペニントンvs.挑戦者ペーニャともに計量パス! アルドvs.6連勝バティスタ、ケイラ・ハリソン2戦目、エスパルザ引退試合も