【台風10号】水門開かず大規模冠水か 焼津市が原因究明を要望(静岡・焼津市)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ)
8月に焼津市で起きた大規模な冠水をめぐり、近くを流れる川の水門が、自動で開かなかった問題で焼津市は、13日、早期原因究明の対応を県に要望しました。 13日、静岡県庁に姿を現した中野・焼津市長。大雨で水門が開かなかった事態を受け、浸水被害の原因究明について緊急要望を行いました。 8月29日、台風10号の接近に伴う大雨で焼津市八楠で起きた大規模な冠水被害。 県が管理する梅田川水門は大雨によって水位が上がった場合、被害を防ぐために自動で開くものでしたが、この日はその機能が作動しませんでした。 中野市長らは13日午後4時半ごろ県庁を訪れ、県に被害の早期原因究明、検証に基づく対策の実施や住民への説明会などを求めました。 (焼津市長コメント) 冒頭「梅田川水門の閉鎖中に生じた浸水被害ということで八楠地区を中心に大きな浸水があった。因果関係も含めて原因究明を早期にしていただきたい」 県では水門が開かなかった原因や冠水との因果関係を調べています。