【ジャパンダートクラシック】ラムジェット佐々木調教師「いかに自分のリズムで運べるか」 前走は「力が一枚抜けていた」
[JpnⅠジャパンダートクラシック=2024年10月2日(水曜)3歳、大井競馬場・ダート2000メートル] 【聞かせて!核心】4連勝と勢い十分で大一番に臨むラムジェット。東京ダービーVからの〝ダート2冠〟に向けての手応えを佐々木調教師に聞いた。 ――前走は 佐々木調教師 普通に走れば勝てるだろうと思っていたけど、いつも後方で競馬をする馬が好位につける形になって、展開としては意外な感じになったね。4コーナーで手応えが怪しくなっても、終わってみれば圧勝だからね。まだ本気で走っていないようなところはあっても、レースではきっちりと結果を出してくれる。力が一枚抜けているという勝ちっぷりだった。 ――中間は 佐々木 放牧に出ている間も牧場でしっかりと調整してもらって、8月中ごろくらいに帰厩してからもウッドで十分な本数の追い切りをやってきた。東京ダービーの時と同じような調整パターンですごく順調。馬体にも少し幅が出てきた感じかな。25日の併せ馬ではラストの動きがやや物足りなく感じたんだけど、29日の追い切りではしまいもしっかりと動けていたので、これで問題はないんじゃないかな。目標のレースへ向けて態勢は整ったとみているよ。 ――レースの見通しを 佐々木 最高のメンバーが顔を揃えたからねえ。フォーエバーヤングとの対戦を楽しみにしていたし、他にも強い馬はたくさんいるよ。簡単なレースにはならないだろうが、盛り上がることは間違いないよね。前走のように楽に前へ行けることはないだろうし、こちらとしてはいかに自分のリズムで運べるかだろうね。それでこのメンバーを相手にどれだけ通用するかだね。
東スポ競馬編集部