職場の上司は「年収1000万円」!日本でたった5.4%の高給取りの「手取り」はいくら?
「仕事をしない上司が年収1000万円ももらっているなんて…」「うちの上司は年収1000万円って聞いたことあるけど、実際どんな暮らしをしているんだろう?」など、「年収1000万円」は高給取りであると判断される1つの壁でもあります。 【年収の一覧表】部長クラスの年収はどれくらい?業種別で確認する!「年収1000万円」の手取り額は?シミュレーション結果を見る では、実際に年収1000万円の人が使える手取り額はいくらなのでしょうか。本記事では、年収1000万円の人の手取り額をシミュレーションします。 年収1000万円の人の割合も紹介するので参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
年収1000万円超はどれくらいいるのか
まずは、日本に年収1000万円超の人がどれくらいいるのかを確認しましょう。 国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者の年収分布は以下のとおりです。 ●給与所得者の年収分布(2022年)の一覧表 【年収分布】 ・100万円以下 7.8% ・100万円超200万円以下 12.7% ・200万円超300万円以下 14.1% ・300万円超400万円以下 16.5% ・400万円超500万円以下 15.3% ・500万円超600万円以下 10.9% ・600万円超700万円以下 6.9% ・700万円超800万円以下 4.8% ・800万円超900万円以下 3.3% ・900万円超1000万円以下 2.2% ・1000万円超1500万円以下 4.0% ・1500万円超2000万円以下 0.8% ・2000万円超2500万円以下 0.3% ・2500万円超 0.3% 年収1000万円超の会社員の割合は、わずか5.4%です。約20人に1人しか年収1000万円を超えている人はいません。やはり、年収1000万円は一般的に「高給取り」といえるでしょう。 一方で、もっとも年収分布割合が多い層は年収300万円超400万円以下で、年収1000万円との差は3倍以上です。